和装の時の『メガネ』はNGか?
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和装プロデューサー、山本丈之。
幼少期より家業の悉皆業を通じ、日本古美術文化に触れ、その美的感覚を磨く。
2004年より本格的にプロデューサーとしてのキャリアを構築し始め、2010年に『株式会社一声』を設立、和装デザイナーズブランド『想創蒼』のプロデュースを開始する。
国内外に『和装の魅力』『和装の技術』を発信すべく、積極的なアプローチで意欲的に展開中。
お客様から『和装とメガネ』について聞かれることがあります。
『和装をする時にメガネはかけない方がいいのか』ということです。
答えは『自由』です‼︎
こう言ってしまうと身も蓋もないかもしれませんが、和装は進化の一途を辿っています。
『メガネ』というものもコーディネートの一部として考えてみて欲しいのです。
今回はそんな和装でのメガネのコーディネートポイントをお話しします。
- 和装とメガネの歴史
- 和装とメガネのコーディネート
- もっと自由に和装を楽しむ
和装の時のメガネはNGか?
メガネの歴史は古く、1200年代に『メガネ』が発明されたと言われています。
日本にメガネを伝えたのは『フランシスコ・ザビエル』ということで、時代で言うと戦国時代です。
歴史的な人物でもメガネを使用した人は多く、江戸幕府を作った『徳川家康』もメガネを使用したと言われ、現存しています。
別に『歴史の授業』をしたいわけではないのですが、メガネの登場は『現代の和装スタイル』より古いということを言いたいんです。
補足
現代の着物の形が出来上がったのが江戸時代の前中期、お太鼓結びをするようになったのは江戸時代の後期です。
ということで歴史的に見ても、和装にメガネを合わせるのはおかしくないと言えるのです。
和装とメガネのコーディネートパターン
最初に少し『屁理屈』みたいなことを言いましたが、実際に和装にメガネのコーディネートはよく合います。
そしてメガネにも、それぞれ特性があるのです。
知的に見えるメガネ
メガネの見た目に与えるオーソドックスな特徴といえば、これです。
やはりメガネはその人に『知的』な印象を与えます。
和装でも『品』を重視したコーディネートをすることがありますが、そんな時の最後のアクセントにメガネを用いてみるといいんです。
洒落感のあるメガネ
メガネのTPOも変化の一途です。
『視力を矯正するためのメガネ』という扱い以上にメガネは進化しています。
これと同様に『和装』も進化しているのです。
両者に言えることは『カジュアル化』と『個性』という要素です。
なので逆に言えることなのですが、和装とメガネはNGどころかよく合うと言うことができるのです。
可愛いメガネ
振袖のコーディネートにメガネを合わせるのが流行ってきています。
レトロ調の振袖に、丸メガネを合わせたりすると本当にキュートなイメージになります。
新しい着物の楽しみ方なのですが、これからどんどん主流になっていくと考えています。
和装の可能性は無限
和装には『先入観』が山のように存在します。
それが『伝統』という言葉を纏い、変化の一歩を出しにくくしています。
しかし、和装の歴史を見ても大きな変化の連続ですし、日本人の生活や和装を取り入れる感覚も変化しています。
なので和装はもっと自由に楽しむべきですし、コーディネートも多様性があっていいのです。
先入観を取り払い、もっと自由に自分らしく和装を広めてみて下さい。
私も全力で応援させていただきます。
和装プロデューサー
デザイナーズブランド『想創蒼』代表 山本丈之
イベント情報
2020年10月は、島根県と九州にてオリジナルブランド『想創蒼』の展示会を開催中!10月16日~20日は福岡県福岡市にお世話になります! このイベントは終了しました。
詳しい情報を知りたい方はコメント下さい!
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