風呂敷の素材【5つの素材について解説】
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風呂敷の素材
- 風呂敷に使われる素材って?
- それぞれ、どんな特徴があるの?
風呂敷には様々な素材があり、用途や使い方があります。
今回は『風呂敷の素材』についてまとめています。
☆この記事を書いた人☆
和装プロデューサー、山本丈之。
古都京都に生まれ、幼少期より日本古美術文化に触れ、その美的感性を磨く。
家業の悉皆業を通じ、伝統と革新の融合した和装ブランドの確立に興味を抱く。
2004年、本格的にプロデューサーとしてのキャリアを構築し始める。
2010年、「作品を通しすべての人々の人生の一部になれる様に貢献していきたい」という想いを込め、古典柄から現代の斬新なテイストを幅広く取りそろえる和装デザイナーズブランド「想創蒼」のプロデュースを開始。
この記事では…
- 絹
- 綿
- レーヨン
- ポリエステル
- ナイロン
の風呂敷に使われる『5つの素材』について解説していきます。
この記事で、風呂敷の『特徴と扱い方』を詳しく知ることができます。
風呂敷の素材【5つの素材について解説】
それでは風呂敷の素材をご紹介していきます。
風呂敷の素材【絹】
正絹と呼ばれる『100%絹素材の風呂敷』です。
正式な場面には、正絹の風呂敷を使うと間違いがありません。
価格も割高で、ここぞといった時に使う風呂敷と言えるでしょう。
絹織物にも色々な種類があり、『ちりめんと呼ばれるシボが特徴の素材』が風呂敷においても代表的です。
洗濯と保管
絹は水分によって縮む特徴があるので水洗いは避け、ドライクリーニングを利用して下さい。
アイロンは当て布をして中温でかけましょう。
紫外線でヤケることがあるので、保管には注意が必要です。
風呂敷の素材【綿】
綿は丈夫で結び目もしっかりするので、何かを運んだりするのに優れています。
風呂敷の定番の素材で、『シャンタン』や『ブッチャー』という様々な織り方があり、その風合いを楽しめます。
価格も一般的で、まさに万能と言えるでしょう。
洗濯と保管
洗濯機で洗濯が可能です。
高温でアイロンをかけることができます。
風呂敷の素材【レーヨン】
絹が正絹で、レーヨンは『人絹』です。
絹に似た光沢を持つ素材で、絹より価格も手頃で人気があります。
洗濯と保管
絹と同じく水分に弱いので、ドライクリーニングがよいでしょう。
アイロンも当て布をして中温でかけて下さい。
風呂敷の素材【ポリエステル】
化学繊維のポリエステルは、『シワに強く水にも強い』使いやすい素材です。
素材がすべりやすいので、結ぶのにも解くのにも適しています。
洗濯と保管
洗濯機で洗濯ができます。
アイロンは高温すぎると溶ける可能性があるので注意して下さい。
風呂敷の素材【ナイロン】
世界初の合成繊維であるのがナイロンです。
ポリエステルと同様に、『シワと水に強い特徴』があります。
ただ『風呂敷らしさ』という点で、違和感を感じる素材なのかもしれません。
洗濯と保管
洗濯機で洗濯ができますが、アイロンでは高温に注意して下さい。
最後に
風呂敷は非常に便利なアイテムで、使いこなすとあらゆる場面で活用できます。
さらに、風呂敷は非常にコンパクトにたためて持ち運びも便利です。
『身だしなみ』と『マナー』という点で、風呂敷は常に携帯しているといいと思います。
↓大判の風呂敷の活用方法はコチラを参考にしてみて下さい↓
和装プロデューサー
デザイナーズブランド『想創蒼』代表 山本丈之