風呂敷の単位【数え方とサイズ】〜知ることで、風呂敷を正しく扱えます〜
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風呂敷について
- 風呂敷ってどうやって数えるのか
- 風呂敷のサイズとは?
風呂敷には大いなる可能性があります。
今回は風呂敷の『数え方の単位』と『サイズの単位』についてお話しします。
風呂敷を正しく使うための必須の項目になります。
☆この記事を書いた人☆
和装プロデューサー、山本丈之。
古都京都に生まれ、幼少期より日本古美術文化に触れ、その美的感性を磨く。
家業の悉皆業を通じ、伝統と革新の融合した和装ブランドの確立に興味を抱く。
2004年、本格的にプロデューサーとしてのキャリアを構築し始める。
2010年、「作品を通しすべての人々の人生の一部になれる様に貢献していきたい」という想いを込め、古典柄から現代の斬新なテイストを幅広く取りそろえる和装デザイナーズブランド「想創蒼」のプロデュースを開始。
この記事では、以下の2点の風呂敷の単位について解説します。
- 風呂敷の数え方の単位
- 風呂敷のサイズの単位
この記事を読むことで、風呂敷の基本的な知識を得ることができます。
読み進めて確認してみて下さい。
風呂敷の単位【数え方】
まずは風呂敷の数え方の単位です。
風呂敷は、『一枚…二枚…』と数えます。
これは言わずもがな、というところです。
ただ、モノを包んだ状態の風呂敷は『一包み(ひとつつみ)』と表現します。
ポイントは、の状態によって単位が違うということです。
覚えておいて下さい。
風呂敷の単位【サイズ】
続いては風呂敷のサイズの単位です。
風呂敷は本来、一反の反物を裁断して作ります。
その裁断した端を三ツ巻にして縫い上げて、一枚の風呂敷となります。
三ツ巻に縫い上げた部分が上下で、その長さを丈(たけ)、左右の長さを巾(はば)と言います。
反物の横巾(約36センチ)が風呂敷の巾の最小の単位で、それを基点に…
中幅(ちゅうはば)…二幅(ふたはば)…二四幅(にしはば)…三幅(みはば)…
と続きます。
↓風呂敷のサイズと使用用途の目安↓
大きさの名称 | 大きさ | TPO |
---|---|---|
中幅 | 約45センチ四方 | 金封包み・お弁当包み・ティッシュ箱包みなど |
二幅 | 約68センチ四方 | 慶弔様々に・菓子折りなど |
二四幅 | 約90センチ四方 | エコバック包み・のれん・テーブルクロスなど |
三幅 | 約105センチ四方 | 着物・洋服,ストールなど |
四幅 | 約128センチ四方 | 座布団4客・ソファーカバー・こたつ掛けなど |
六幅(一反風呂敷) | 約205センチ四方 | 布団一組・シングルベットの上掛け・壁飾りなど |
補足
風呂敷は正方形ではなく、上下と左右の長さが若干違います。
上下の長さ(丈)の方が少しだけ長くなっています。
最後に
風呂敷の単位について話を進めてきました。
こう言った知識は、風呂敷を選ぶ時に必ず役に立ちます。
ぜひ、ご活用ください。
↓風呂敷を使った着物の持ち運び方はコチラをチェック↓
今後ともこういった発信を続けていきますので、よろしくお願いします。
和装プロデューサー
デザイナーズブランド『想創蒼』代表 山本丈之