【笑顔を引き出す】風呂敷のギフトラッピング3選
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風呂敷のギフトラッピング
- ギフトシーンに風呂敷を活用したい
- 風呂敷でギフトを包むやり方を知りたい
風呂敷それ自体をギフトとして贈る、喜んでもらう一つの方法です。
風呂敷でギフトを包む、これまた相手に喜んでもらえる方法なんです。
ただこの『風呂敷のギフトラッピング』には、多少の技術が必要です。
この記事では、『大切な人に喜んでもらいたい』そんな想いを表現する風呂敷のギフトラッピングについて紹介します。
和装プロデューサー、山本丈之。
古都京都に生まれ、幼少期より日本古美術文化に触れ、その美的感性を磨く。
家業の悉皆業を通じ、伝統と革新の融合した和装ブランドの確立に興味を抱く。
2004年、本格的にプロデューサーとしてのキャリアを構築し始める。
2010年、「作品を通しすべての人々の人生の一部になれる様に貢献していきたい」という想いを込め、古典柄から現代の斬新なテイストを幅広く取りそろえる和装デザイナーズブランド「想創蒼」のプロデュースを開始。
この記事で紹介する『風呂敷のギフトラッピング』。
- 『菓子折り』を包む風呂敷のギフトラッピング
- 『ワインボトル』を包む風呂敷のギフトラッピング
- 『本』を包む風呂敷のギフトラッピング
上記の風呂敷の包み方を、写真を交えて紹介し解説します。
読んでみて、自分のものとしてみて下さい。
【写真で紹介】風呂敷のギフトラッピング
それでは早速、風呂敷のギフトラッピングの実践に入っていきましょう。
補足
種類の風呂敷の包み方をご紹介します。
包む内容物の大きさや形が合えば、『紹介している以外の様々な物』にも転用が可能です。
シーンに合わせた活用方法をしてみて下さい。
『菓子折り』を包む風呂敷のギフトラッピング
ギフトシーンの定番に『菓子折りを贈る』があります。
お礼や訪問の際に、菓子折りを風呂敷に包んだ経験があるはずです。
そんな菓子折りを風呂敷で普通に包むと、次の写真のようになります
この包み方も相手に『謙譲の気持ち』をつけ加えるような意味があるのですが、次の写真のように包むとどうでしょう?
一気に華やかさが増しました。
相手の喜ぶ顔が目に浮かびます。
お祝いの場合などは、華やかさを重視するのもいいと思います。
それではこの包み方が、どうやってできるのかを紹介します。
包み方の実践
まずは菓子折りを風呂敷中央に置きます。
上と下の角を取って、中心の根本を絞ります。
根本を絞った状態で、左右の角を後ろから回し、前で結びます。
結んだら、上に向いてる角を結び目に入れ込んでいきます。
片方を入れたら、もう片方を入れます。
この時に、花の形を調整してみてください。
両方入れ込んだら、結び目を真結びにして花が崩れないようにします。
これで完成です。
補足
ここで使った風呂敷は『二四幅』と呼ばれる約90センチ四方の風呂敷で。
『ワインボトル』を包む風呂敷のギフトラッピング
続いては、『ワインボトルなどの瓶』を包む風呂敷のギフトラッピングです。
こういった飲み物を贈ることも、ギフトシーンの定番です。
ワインボトルを普通に風呂敷で包んだら、次の写真のようになります。
これはこれで素敵な包み方ですが、やはりギフトの場合は華やかさを付け加えたいところです。
そう考えたのが、次の写真です。
ずいぶん華やかになりました。
この包み方には『輪ゴム』というワンアイテムを加えています。
この一手間を加えることで、雰囲気は一気に変わっていくのです。
それではこの包み方が、どうやってできるのかを紹介します。
包み方の実践
それでは、実践していきます。
まずは、ワインボトルを風呂敷の中央に置きます。
風呂敷の上の角を持ち上げ、ワインボトルの頂点のラインで折ります。
折ったラインを蛇腹にし、ヒダを作ります。
輪ゴムを使って、ワインボトルの首の部分で止めます。
前の角も同じようにして下さい。
両方ができたら、左右のボトルの後で交差させて、ボトルの首の部分で輪ゴムで止めます。
輪ゴムで止めた部分に角を差し込んで、花のようになるように調整していきます。
これで完成です。
花の形がキレイに出るように、調整してみて下さい。
補足
ここで使った風呂敷は『二幅』と呼ばれる約68センチ四方の風呂敷になります。
『本』を包む風呂敷のギフトラッピング
最後に本を包むやり方をご紹介します。
これも様々な物に転用可能で、普通に包むより一気にスタイリッシュになります。
ちなみに普通に包むと、次の写真のようになります。
これは平包みという、ややフォーマルな風呂敷の活用方法になります。
ここにアレンジを加えると、こうなります。
どうでしょう?オシャレ度が増したと思いませんか?
このやり方なら、今すぐにでも使ってみたくなります。
それではこの包み方が、どうやってできるのかを紹介します。
包み方の実践
それでは、包み方を解説していきます。
本を風呂敷の中心よりやや右下に置きます。
そして、下の角を本のラインに沿って折り上げます。
折り上げたら、左の角を同じく本のラインに沿って折ります。
上の状態から、『本自体』を上に反転させます。
そして、右と上の角を取って真結びします。
これで完成になります。
シンプルですが、おしゃれな結び方になりました。
補足
ここで使った風呂敷は『中幅』と呼ばれる約45センチ四方の風呂敷になります。
最後に
選りすぐりの『風呂敷ギフトラッピング』をご紹介しました。
こういった演出が、『目に見えない最高のギフト』で、場の『話題』にもなります。
場面を華やかに、そして盛り上げる風呂敷の活用術なのです。
ぜひ、早急に覚えて活用してみて下さい。
↓風呂敷のサイズについての基本的な知識はコチラもチェック↓
今後ともこういった発信を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
和装プロデューサー
デザイナーズブランド『想創蒼』代表 山本丈之