風呂敷の包み方【写真70枚を使って分かりやすく説明しました】
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風呂敷の包み方
- 風呂敷包みの基本となる『真結び』について知りたい
- 今すぐに使える風呂敷の包み方を知りたい
風呂敷はシンプルな形状だからこそ、様々な活用法があります。
この記事では、風呂敷を使ったいろんな物の包み方を総合的に解説します。
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☆この記事を書いた人☆
和装プロデューサー、山本丈之。
古都京都に生まれ、幼少期より日本古美術文化に触れ、その美的感性を磨く。
家業の悉皆業を通じ、伝統と革新の融合した和装ブランドの確立に興味を抱く。
2004年、本格的にプロデューサーとしてのキャリアを構築し始める。
2010年、「作品を通しすべての人々の人生の一部になれる様に貢献していきたい」という想いを込め、古典柄から現代の斬新なテイストを幅広く取りそろえる和装デザイナーズブランド「想創蒼」のプロデュースを開始。
この記事は、以下の内容で構成されています。
- 風呂敷の包み方全般で使う『真結び』の手順
- 基本的な箱に対する風呂敷の包み方
- 利用範囲が広い風呂敷をバッグとして使う手順
- 風呂敷を使った長い物の包み方
この記事を読んで風呂敷の包み方を知ると、『大体のもの』は包めるようになります。
風呂敷活用の基本編と言える内容です。
風呂敷の包み方【基本・真結びの手順】
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まずは基本となる『真結び』の手順をご説明します。
真結び
真結びは、様々な風呂敷の包み方をする場合に、最もよく出てくる風呂敷の結び方です。
これができないと風呂敷の活用がスタートしません。
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まずは紫の角を上から結びます。
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結んだ後、紫の角を黒の角に沿わせます。
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沿わせた紫の角に、黒の角を巻いていきます。
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そのまま結びます。
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しっかり結んで、形を整えます。
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完成です。
風呂敷の包み方【今すぐ使える簡単な包み方】
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真結びのやり方をマスターしたところで、様々な風呂敷の活用方法を紹介していきます。
最初はシンプルな風呂敷の包み方です。
箱の包み方【お祝いの品や贈答品を持って帰る時に最適】
まずは『お使い包み』という風呂敷の包み方です。
非常にシンプルですが、使用頻度の高い定番の包み方と言えるでしょう。
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風呂敷中央に包みたいものを置いて、順番に包んでいきます。
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このように向かい合う角を包んだら、残った角同士を『真結び』していきます。
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これで完成です。
簡単にできるので、まずはここからです。
ちなみ持つ時は下から抱えるか、写真のように結び目を持ち手にましょう。
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補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『二四幅』と呼ばれる約90センチ四方の風呂敷です。
風呂敷を使ったフォーマルな包み方
風呂敷の包み方の基本、フォーマルシーンでの風呂敷の活用方法と包み方になります。
着物の包み方
着物を持ち運ぶ時の風呂敷の包み方です。
風呂敷の本来の使い方は衣装包みなので、ここではフォーマルとさせていただきます。
包み方は『平包み』といって、衣類全般や贈答品など幅広い風呂敷の包み方として使えます。
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着物(帯とセット)を風呂敷の中心に置きます。
左右の角で包んでいいます。
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そして、前後の角で包んでいきます。
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最後の端を巻き込んだら完成です。
非常にシンプルですが、上品なイメージに仕上がります。
隠し包み
応用編として、この『隠し包み』も解説します。
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左右の角を結ぶことで安定感が出ます。
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そのまま、『平包み』の要領で、結び目を隠すという包み方です。
少しのアレンジですが、重宝する包み方です。
補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『三幅』と呼ばれる約105センチ四方の風呂敷です。
金封の包み方
続いては、ご祝儀などの金封の包み方です。
こちらの包み方は『平包み』になります。
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金封を風呂敷の中心に置きます。
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下から上の順に、折って包んでいきます。
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左から右に折って包み、形を整えたら完成です。
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こちらもシンプルですが、使用頻度の高い風呂敷の包み方です。
補足
この包み方で使っている風呂敷のサイズは、『中幅』と呼ばれる約45センチ四方の風呂敷です。
かわいいお弁当箱の包み方【頑丈に包める四つ結び】
続いては『四つ結び』という包み方です。
やり方は簡単で、それぞれの向かい合う角を『真結び』するだけです。
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お弁当箱を風呂敷の中央に置きます。
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向かい合う角を『真結び』します。
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もう一方も『真結び』して完成です。
ひだを工夫すると豪華なイメージにもなるのが、この『四つ結び』の応用ポイントでもあります。
しっかり結ぶので、中身が安定しやすいのもこの包み方です。
補足
この包み方で使っている風呂敷のサイズは、『中幅』と呼ばれる約45センチ四方の風呂敷です。
風呂敷の包み方【利用範囲の広いバッグとしての使い方】
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風呂敷はバッグとしての使い方も多くあります。
ここでは、その包み方をご紹介していきます。
【オススメ】風呂敷をエコバッグとして使う
エコブームの高まりによって、需要が高まり続ける風呂敷の包み方です。
『エコバッグ以外の用途にも使える風呂敷』は、エコバッグ以上のエコバックなのです。
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まずは包みたい商品を風呂敷の中央に置きます。
同じ辺同士の角を『交差』させます。
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まずは、一辺目を交差させ、残りの辺も交差させるのです。
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そして隣ある角を『真結び』していきます。
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この状態になったら、『真結び』した部分が持ち手になるので、持ち上げて完成です。
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補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『二四幅』と呼ばれる約90センチ四方の風呂敷です。
リングを使った風呂敷バッグ
続いてはリングを使った風呂敷バッグの作り方です。
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リングの紹介
このリングはいちごリングと呼ばれるものです。
和グッズを扱うお店で、手に入れることができます。
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同じ辺にある角をリングに向かって巻き込んでいきます。
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このような形で外から角を通していきます。
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通した角と角を『真結び』します。
反対側も同じことをして完成です。
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非常に簡単に風呂敷バッグができました。
リングを使った応用的な風呂敷の包み方となります。
風呂敷の紹介
ここで使った風呂敷は『二四幅』と呼ばれる、約90センチ四方の風呂敷です。
デザイナーズブランド『想創蒼』の、オリジナル商品になります。
風呂敷でリュックをつくる
続いてはリュック風の風呂敷の包み方です。
背負って、両手を開けることができるので便利な包み方と言えます。
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まずは中身を風呂敷の中央よりやや上部に置きます。
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そして、下から上に包みます。
この時、頂点で合わさった二つの角を『交差』させます。
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交差させた角と近くの角を『真結び』します。
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『真結び』した空洞に腕を通して背負います。
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こういう形で背負うことができます。
補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『四幅』と呼ばれる約128センチ四方の風呂敷です。
風呂敷を使った長い物の包み方
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風呂敷で包むものの中には、形状が長い物もあります。
ここでは、そんな長い物の包み方を解説していきます。
縦長の箱の包み方
続いては、縦長の物の包み方です。
『二つ結び』と言う方法で包んでいきます。
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包みたいものを風呂敷の中心に置きます。
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上下の角を中心で交差させます。
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交差させて、左右の角の近くにきた角同士を結んでいきます。
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まずは右サイドを『真結び』します。
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そして左サイドも『真結び』して完成です。
結び目の間が持ち手にもなるので、使いやすい包み方になります。
補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『二四幅』と呼ばれる約90センチ四方の風呂敷です。
ワインボトルの包み方
ワインボトルの風呂敷の包み方になります。
この包み方は、風呂敷の大きさを変えると『一升瓶をはじめいろんな大きさのボトルに応用』できます。
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ワインボトルを中央に置きます。
向かい合う角をとり、ボトルの頂点で『真結び』します。
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余った角同士を背後に回して持ち替えて、正面に持ってきて『真結び』します。
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この形で完成でもあります。
ボトルをプレゼントするときに、この形で持っていくと喜ばれるでしょう。
さらに持ち手をつくる場合は、次の手順に進んでいきます。
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持ち手をつくる場合は、上部の『真結び』をしていた部分を一つだけほどきます。
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ほどいた部分をねじって形を整えて、上部で『真結び』します。
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これにて完成!
補足
この包み方で使っている風呂敷のサイズは『二幅』と呼ばれる約68センチ四方の風呂敷です。
ワインボトル2本を風呂敷で包む
ボトルが2本ある場合の風呂敷での包み方です。
コチラも同様に、風呂敷のサイズを変更することで様々な大きさのボトルに対応できます。
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風呂敷の中央に、ワインボトルを写真のように置きます。
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下から風呂敷をかぶせて、クルクルと巻いていきます。
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これが巻き上がった状態です。
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巻いた風呂敷の中心を起点として、2本のワインボトルを起こします。
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起こした状態がこれです。
そして、上部に来た角同士を『真結び』します。
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これにて完成です。
補足
この包み方で使っている風呂敷のサイズは、『二幅』と呼ばれる約68センチ四方の風呂敷です。
筒を風呂敷で包む
続いては、筒状の物の風呂敷での包み方です。
『巻き込み包み』と言って、重宝する包み方になります。
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まずは、筒を風呂敷の中心に置きます。
下から風呂敷を包みます。
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このような状態から、クルクルと風呂敷で巻き込んでいきます。
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巻き込んだ状態から、左右の角を筒の中心あたりで交差させます。
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この状態から角を後ろに持っていき、そこで『真結び』します。
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これで完成です。
可愛らしい印象にもなる包み方です。
補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『二幅』と呼ばれる約68センチ四方の風呂敷です。
そのままお渡ししたいギフトに最適な包み方
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続いては、ギフトなどを贈るときに使いたい『風呂敷を使った華やかな包み方』を紹介します。
包み方にアクセントをつくることで、相手に喜んでもらうことができます。
豪華で華やかな『花結び』
この包み方は非常に豪華になります。
まさにギフトにぴったりの風呂敷の包み方なのです。
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包みたいものを風呂敷の中央に置きます。
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上下の角を上にあげます。
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上にあげた部分の根本をつまみ、残った角を後で交差して前で結びます。
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ここで『真結び』してもいいのですが、最初は軽く結んでおくほうがやりやすいです。
そして上部に伸びている角を、結び目に入れていきます。
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片方を入れた状態です。
もう片方も同じように、結び目に入れていきます。
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根本の結び目をしっかり『真結び』して、調整して完成です。
表と裏をしっかり見せて、より豪華な仕上がりになります。
アレンジが効くので、独自の『花結び』にこだわってみて下さい。
補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『中幅』と呼ばれる約45センチ四方の風呂敷です。
スマートで可愛い『リボン結び』
長方形の本などをギフトとして贈る時に使うことをオススメする包み方になります。
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包みたいものを中央より、やや右下に置きます。
そして、下の角を上に包みます。
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次に左の角を右に包んでいきます。
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この状態から、中身を上側に反転させます。
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そして上と右の角を、中身の角側で『真結び』します。
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これで完成、複雑そうに見えて簡単なリボン結びとなります。
補足
この包み方で使った風呂敷のサイズは、『中幅』と呼ばれる約45センチ四方の風呂敷です。
最後に
様々な風呂敷の包み方をご紹介してきました。
活用方法を広げることで、風呂敷はその真価を発揮します。
一枚のシンプルな布を、工夫を凝らした包み方をアレンジすることは、日本人らしいおもてなしの心なのではないでしょうか。
↓風呂敷についての総合解説はコチラをチェック↓
和装プロデューサー
デザイナーズブランド『想創蒼』代表 山本丈之