【必見】和装に合わせる時計
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和装プロデューサー、山本丈之。
幼少期より家業の悉皆業を通じ、日本古美術文化に触れ、その美的感覚を磨く。
2004年より本格的にプロデューサーとしてのキャリアを構築し始め、2010年に『株式会社一声』を設立、和装デザイナーズブランド『想創蒼』のプロデュースを開始する。
国内外に『和装の魅力』『和装の技術』を発信すべく、積極的なアプローチで意欲的に展開中。
和装に合わせる時計、これは昔から『議論』があるポイントなのです。
ある人は『和に洋を持ち込むのはけしからん』と言います。
ある人は『袖からでる手を綺麗に見せるために時計はつけない方がいい』と言います。
ただ、時計というのはその人のこだわりが出るアイテムです。
それを和装だからと言って無くしてしまうというのは、『和装の自由化』からは遠ざかると考えます。
この記事ではそんな『和装に合わせる時計』をテーマにお話を進めていきたいと思います。
- 和装に合わせる時計【2つの主張を徹底解説】
- 懐中時計にこだわる
- 和装の可能性の追求
読み進めることで、さらに和装の可能性を感じ取ってもらえることを願っております。
和装に合わせる時計【2つの主張を徹底解説】
冒頭で出た『和に洋を持ち込むのはけしからん』と『袖から出る手を綺麗に見せるために時計はつけないほうがいい』を、徹底解説していくことから始めていこうと思います。
和と洋の融合は『けしからん』のか?
まずこれは論点のずれた発想であると断言できます。
和と洋の融合は至る所でもみられますし、歴史的にみてもそうです。
古くは織田信長が舶来のマントを羽織ったのは有名な話ですし、現在の女性がするメイクも日本古来のものだけではありません。
このように、伝統は新しい要素をプラスして進化していくものなのです。
これを『けしからん』の一言で全否定してしまうのは乱暴であり、引いては和装の将来をも脅かすものなのです。
時計をコーディネートとして
女性は男性と比べて『腕時計』をする割合が少ないものです。
和装においてもそうで、和装姿になった時にあえて腕時計をするという人は少ないのかもしれません。
それが発展して『和装には時計をつけない方がいい』→『なぜなら袖から出る手を綺麗に見せたいから』となってしまったのではないかと、私は予想しているのです。
しかし、『時計をつけているからこそ綺麗に見える』ということもあるはずです。
つまり時計も和装の一部として『コーディネート』するべきなのです。
その上で『合う時計』『合わない時計』を論じればいいのです。
和装に合わせる時計【懐中時計にこだわる】
『懐中時計』というアイテムがあります。
時計としての機能や利便性は『腕時計』や『携帯電話の時計機能』には劣るものの、アンティーク時計として多数の愛好家がいる根強い人気を誇っている時計です。
懐中時計に装飾品をつけて時計部分を帯にさせば、根付としてのコーディネートができるのです。
レトロな雰囲気は和装には合わせやすく、和装の愛好家の中にも懐中時計を好んで使用する人は多いです。
私から見てもとてもおしゃれなコーディネートだと思いますし、こだわりを感じるポイントでもあります。
この懐中時計も元々は舶来品です。
和と洋の融合を飛び越えた定番アイテムとなっていたりするのです。
和装は自由に発想することで可能性が広がる
時計のみならず、和装には我々がまだ感じていないような可能性があると信じています。
世界では『新しい流行』が今もなお、生み出されています。
『和装の伝統』を盾にそれを拒絶していると、可能性は広がらずにむしろ衰退につながるというのは常々お話ししている通りです。
『新しさ』の精査を重ね、それをどう取り入れていくのかが重要であり、和装の可能性(楽しさ)の広がりになるのです。
そうすることによってのみ『和装人口』の増加が見込まれ、和装の発展につながっているのです。
和装プロデューサー
オリジナルブランド『想創蒼』代表 山本丈之
和装ブランド『想創蒼』展示会情報
●『想創蒼』代表 山本丈之
2021年1月は広島で展示会を開催。1月8日~12日・広島県廿日市市にて これらの展示会は終了しました
1月15日~19日・広島県広島市にて
1月22日~26日・広島県広島市にて
●『想創蒼』アーティスト 山下純一
2021年1月は兵庫と京都で展示会を開催。 これらの展示会は終了しました
1月22日~25日・兵庫県丹波市にて
1月29日~31日・京都府舞鶴市にて
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