和装での髪型【3点で提案】
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和装プロデューサー、山本丈之。
幼少期より家業の悉皆業を通じ、日本古美術文化に触れ、その美的感性を磨く。
2004年より本格的にプロデューサーとしてのキャリアを構築し始め、2010年に『株式会社一声』を設立、和装デザイナーズブランド『想創蒼』のプロデュースを開始する。
国内外に『和装の魅力』『和装の技術』を発信すべく、積極的なアプローチで意欲的に展開中。
和装は『着姿』だけではなく全体像が重要となります。
着物だけ『おしゃれ』ではいけません。
その中で重要となるのが髪型(ヘアスタイル)です。
髪型はその人の個性と着姿とのマッチングが不可欠で、そこに主張を取り入れるべきです。
私は、和装デザイナーとして着物の制作にたずさわっていますが、和装の総合美のプロデューサーでもあります。
この記事では『和装での髪型』について3点で提案していきます。
- うなじを魅せる
- 万能な髪型『ボブヘア』
- ロングヘアの可能性
キーワードは『個性の主張』です。
読み進めてみてください。
和装での髪型【うなじを魅せる美】
和装の王道の髪型は、アップにした髪型です。
和装は洋装と違い、肌が露出する部分が極端に少ないです。
そうした性質があるからこそ、『うなじを魅せる美』を活かすことができるのです。
伝統の中に主張を
ショートヘアの方は、そのままでも綺麗にうなじを魅せることができますが、ロングヘアの方は髪の毛をアップすることでこの『うなじを魅せる美』を表現します。
和装の場合はこのスタイルは一般的とされ、特に伝統的な式事(フォーマル)の場合は定番とも言えます。
補足
ただ、私のブログでは既存の概念だけにとらわれない提案をしています。
今や式事でも個性を追求した和装(着姿および髪型なども含めた)も時代の流れとなっていることもご認識ください。
和装におけるアップの髪型は、定番という考えではなく『うなじを魅せる美』という主張であるべきというのが私の考えです。
自身の個性を表現する『主張』として『うなじを魅せる美』を選んでみてください。
きっとそのシーンでの主役になれるはずです。
和装での髪型【万能のボブヘア】
和装において『ボブヘア』は万能の髪型です。
ボブヘアおよびそれのアレンジ系の髪型は、どんな着姿にもよく合います。
最近は和装においてこの髪型が多く採用されていますが、だからこそ個性の主張が大切になるところでもあります。
ボブヘアとレトロ
ボブヘアがどんな着姿にも合うのは間違いないのですが、特に『レトロ』との相性は抜群です。
『大正ロマン』と言われる和装のスタイルにボブヘアを合わせることで、和装の魅力を存分に引き出すことができます。
この場合は、コーディネートの小物をふんだんに使い、その人の個性を最大限に主張することをオススメします。
レトロとボブヘアの共演には『遠慮』という文字は必要ありません。
より、個性を主張することで真の和装が見えてくるのです。
この和装を極めていくと、その着姿は場面の話題となること間違いありません。
それが和装をする楽しみでもあるとは思いませんか?
和装での髪型【ロングヘアの可能性】
和装でロングヘアというスタイル(ここではダウンスタイルを指しています)は、少数派とされています。
だからこそ、そこには可能性があるとも言えます。
ロングヘアを極める
和装におけるロングヘアスタイルは、上級編です。
ともすれば、だらしなく見られてしまいます。
だからこそ、それを極めることは和装における個性の主張になるのです。
ロングヘアの和装スタイルを極めた姿は、『やまとなでしこ』という言葉がしっくりきます。
長い髪の毛は『女性らしさ』でもあります。
女性らしさを極めていくことを『やまとなでしこ』というのだと私は思っています。
その為に和装は最適であると言えますし、近道であるとも考えます。
ぜひそんな思いを持って、和装で自分の個性を主張してみてください。
髪型に年代は関係ない
髪型には年代は関係ありません。
その年代にあった髪型をするというよりは、その人に合った、そしてその装いに合った髪型を見つけるべきです。
和装にはいまだに『ルール』というものがはびこっています。
私は『和装の魅力』『和装の技術』を発信していますが、その前提には『和装人口』の増加が必要不可欠です。
伝統は守るべきでありますが、同時に伝統は進化させなければなりません。
『ルール』だけにとらわれていたら、『和装人口』の増加は見込めません。
和装はもっと個性の主張が必要だということを、再度主張して締めくくらせていただきます。
和装プロデューサー
オーガナイザー 山本丈之
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